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こんばんは、ボインマスターです。
全米オープンを少し見てた。次はマキロイが必ず勝つと思ってたけど、思った以上にすんなり勝った。これで、これからのゴルフは当面マキロイを中心に回っていく事だろう。
マスター、ゴルフはやらないが、見るのが好きで、メジャーは出来る限り見る。好きなメジャーは全英、、なんでかって言うと、歴史とかはもちろんだけど、とんでもないコースばかりだから見ていて楽しい。セントアンドリュースとか、ラフがもうラフじゃない。そんな中で勝つっていう、バーディラッシュより、超難コースを我慢と勝負所を見据えて戦う場面が好きだ。全米が終わればすぐに全英、、今年のコースはよくわからないけど、全英は予想外の選手が出てきたりするし、楽しみだ。ま、でも次もマキロイが勝つような気がする。
マキロイが次の階段に上るなっていうのがみんな感じるのは、マスターズの失敗を繰り返さずに次の全米でお釣りがくるほど完勝したその流れだと思う。スーパースターは大概失敗しても次からが早い、あっさり勝つ。何度も何度もっていうのはスーパースターにはない。それは実力や運だけでなく、とんでもない学習能力があるからなんだと思う。順風満帆過ぎる選手は「どこかで大きな失敗をした方がいい」っていうタイミングが結構遅かったりするけど、マキロイは1回目で大きなのが来て、あっさり克服したので、凄まじいスピードで駆け上がりそうな気がする。
失敗は成功の元とは言うけど、失敗が出来る人というのは、挑戦権やチャンスを自ら作るか、実績やその才能があると見込まれ、チャンスを与えられた人間のみ失敗の権利をもらえる。後者のチャンスは人間皆平等にはない。しかも、その少ないチャンスでも、失敗から学ぶ、学習出来ない人が大半だ。大半の人は同じ失敗を繰り返す。ここが、一つの別れ際だと思われる。これを見るに人間の多くは経験からでしか学べない事がほとんどだと思い知らされる。
「賢人は歴史に学び、凡人は経験から学ぶ」昔こんなことを書いたと思うけどまさにその通り。歴史っていうのはいわばデータかもしれない。繰り返されるべきものも多いし、歴史から想定できる物っていうのはたくさんある。マキロイのシーンなんて言うのも、ゴルフのシーンで何度も見た気がする。そこでマキロイがすぐに勝ちあがったのは、既にそんなゴルフの歴史があったのを知り、自分で経験し、すり合わせたからだと思う。マスターズのような結果は、多分マキロイ自身も想定したと思う。歴史に学んで経験からも学んだわけで、同じ失敗は繰り返さずに圧勝で勝った。
周りを見渡してみよう。皆さんの周りにも、同じ失敗を何度も繰り返す人がいると思う。こういう人をどう思うか？前提は、同じ事をやってまた同じように失敗するというシーン。「しょうがないなぁ、全く」って言える人は、まぁ多分期待してない。仮に、全く同じ事をして、また同じように失敗した場合は、その場合はもう見きった方がいい。学習力がないからだ。多分なぜ失敗しているのかを本質的に理解してない。2度続けて失敗するにしても、失敗の質というのは大いに問いたいところだ。
優秀な人間、勝てる人間、信頼を勝ち散る人間というのは、1回の失敗から学べるもの全てを吸収しようとする。なので、同じ失敗を繰り返さない人間というのは、大きい仕事にしろ小さい仕事にしろ、、価値がある。
マキロイみたいにストイックになるのは難しいけど、失敗したなら、または失敗させてもらったなら、、その1回だけで繰り返さない事が大事だと思う。かの徳川家康も同じことを言ってた。
出来るやつは失敗してからの次の1回目が違う。
そうなるにはどうしたらいいか、原因を客観的に消化できて、尚常にそのアンテナを張っていかなければとならないと思う。今そんな境遇の人間を身近で見ているが、3度目の正直で出来るんであれば意味はない。2回目できちっとできるかどうか、学習や予測できる人間が生き残る。それが出来ても、、まだ通過点なのだから。。
- 2011/06/20(月) 18:54:49|
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