上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告
-
-
こんばんは、ボインマスターです。
今、そろそろ帰ろうかなと思ってたところです。お腹が空いてきました。なんかこってりラーメンが食べたい所です。
先程、マスターはととある組織の「ボス」の指示でAV監督と打合せしておりました。直接的なマスターの案件ではないのですが、某案件での撮影、製作工程に関して、可能かどうか、そんな具合の打合せです。ま、その話は正直そんなに時間が掛からないものだったのですが、、
そのAV監督はマスターが知る監督の中で特に有能な監督の1人です。まずは「計算能力が高い」。ここが特に優れていると感じる表現者の1人で、話はスムーズでした。熟女AVで高く評価され、AVメーカーのマドンナやタカラ映像等で面白い映像を世に送り出しています。しかしその幅は広く、どのような映像でも撮れるというのが彼の強みでもあるでしょう。そこには緻密な計算が、作品の中だけではなく、彼自身のステータス作りにもあります。
マスターはAV監督ではありません。マスター自身も一応は表現者ではありますが、AV監督ではないのでフリーのAV監督がどのようにして自分のステータスを作っていくかにはやはり1人1人興味はあります。
彼にもこだわりがあります。それは表現者なので至極当然なのですが、AVは基本メーカーが「このようなものを撮って欲しい」とコンセプトを伝えます。ですので、必ずしも自分が撮りたいものが獲れるわけでは当然ありません。恐らく撮りたいものを撮れるの事は10個あって1個もないでしょう。
そこで計算能力や自分のステータスを高める為の努力が必要になります。自分が撮りたいものだけならば、それ程難しいものではありません。マスターも、自分が得意な分野をプロデュースするのならばそれ程難しくはありません。でもそれだけでは仕事は出来ないので他ももちろんやります。その為には自分のステータス作りや計算能力は必ず必要です。計算能力という言葉が他の言葉にもっとよい言葉に変えられると思うのですが、今回はこのままいきます。
ですが、その監督は「安く撮りますよ!」とか「何でも撮りますので!」みたいな営業力という手段ではなく、自己のステータスを高める工夫をしています。何でも撮れるので「僕、天才なんでこんな風にやると天才に見えると思うんですがどうですか?」みたいな感じです。自らを「天才」といっておいて、「天才はこんな風だと思うのですがどうかな?」と落としながらアピールするわけで、そんな事言われたら印象に残るに違いありません。但し、映像に関しては製作予算、時間内でバランスよく高いクオリティを保つ為に、案外天才かもしれないと思わせる部分もある為、製作者としての興味を注がれます。
他にも色々面白い話があったのですが、今回はそこがちょっと笑えたネタなのでブログに使わせてもらいました。この監督は、複数の名前を持ちます。ですので1人を特定する事は出来ませんが、某熟女メーカーがエース待遇としてフリーの彼を迎え入れようとしているくらいですから、実力は相当なものです。ただ、彼はAV監督として生きる術の1つを考えています。監督ではないですが、マスターにも通づるものがあります。
表現者1人の個性が強すぎると、その作品のクオリティや肥える目に対して、"様々な作品を作り出す場合"自分の名前を出す事でメリットよりもデメリットの方が大きすぎる。こういいます。例えば、カンパニー松尾氏や高槻彰氏等のように専門分野をずっと撮り続けてステータスを築いた場合は別です。ですが色々な物を撮る場合は、専門分野外の方が圧倒的に多い。その場合、自分の名前だけで続けていくには相当な覚悟が必要になってくる。クオリティが低い場合もあるし、撮影自体がうまくいかなかった作品も出てくるときもあるでしょう、
そして最大の理由は「監督名が強すぎると、仮に別ジャンルの作品を撮っても、その作品の色を、今までの色で固定イメージされてしまう」
これは上記のような監督の場合強みでもあり、今回の話の監督の場合弱みでもあります。ですので、今回話した監督は色々撮る為に名前を使いません。マスターもそのジレンマはよく思うところであります。
最後に言われたのが、同じ作品を撮り続ける事程難しい事は無い。
このように締めくくられました。やはり人間は弱い生き物で、どんな業界、商売でもそうなんですが、同じ売上がずっと続いたり、若しくは下がったりすると、何かを変えようと思います。味を変えるのそうですし、商品のラインナップを変えたり、はたまた全く違ったものを出す事もあるでしょう。上手くいく場合もあるでしょうが、それはタイミングや考えられた計算があって上手く行くもので、成功する事は稀です。
1つのステータスが築かれたら、そこから変えないという勇気も必要だと思います。これはBoinBBを見ている皆様にも同じようなご意見を頂く事もあり、マスターも大いに参考にせねばと思ったところです。
定期的に新企画は出したいとは思いますが、元祖の味を守る為の工夫努力は怠らず、同じ作品を作り続けていかなければならないという事に今後もチャレンジしたいと思った次第です。
考えてみればそうなんです。表現者は作品や商品に変化をさせる事で一時的な安心、といいますか「こんな事をしてみた」といって満足とは言わないまで、やった感を得ます。
でも、案外同じAVを買い続ける人は、基本同じ映像で違ったシチュエーションが見たい、または違った女の子がみたい、それくらいなもので、同じ物で安定して「抜けるAV」を買っていたはずです。マスターがそうでした。変化は一時的に違うものをつまもうかな程度で、基本は同じもので、同じシーンを期待し買っていたのをマスターは思い出しました。
今後にも大いにその部分を突き詰めようかと思った次第です。
さてさてそろそろ本気でお腹空いてきたのでご飯食べてきます! BoinBB.com ボインマスター
- 2009/05/23(土) 21:54:37|
- ボインマスターのひとり言
-
-
| コメント:0