こんばんは、ボインマスターです。
今日はプロ野球ネタです。といってもプロ野球というよりもプロ野球の組織論や育成論の話です。ですので案外身近に共通するネタ、、会社であり学校であり、何でも使えそうな話です。
つい先日、「参謀」という本を購入しました。著者がプロ野球チームで参謀的立場の方が書き下ろした本で、その著者にも本の中身にも興味があって購入しました。はてさて、、参謀というとどんなイメージを思い浮かべますか?色々なイメージを思い浮かべると思いますが、、
参謀は軍事的役職の1つです。wikiをそのまま書くと、
【参謀】軍隊などの軍事組織において高級指揮官の幕僚として、作戦・用兵などに関して計画・指導にあたる将校の役職。
部隊の指揮権は持たないが、、情報収集作戦指導を組み立て、その実務を覆うのが参謀の役割という所でしょうか。指針や最終決定は指揮官に、作戦・用兵・計画・指導・情報収集処理と実務を遂行する為に指針を形として示す役割と言いましょうか。
古くは軍師なんていう言い方も聞いた事があるかと思います。中国の諸葛孔明や日本の楠木正成、戦国の竹中半兵衛や黒田官兵衛なんかが代表的軍師だと思います。こちらだと知恵袋、懐刀や指南役的なイメージがありますが、本来は上記のような仕事というのが基本的な考え方と記されてありました。
プロ野球で参謀というと、つまりはコーチです。コーチの中でもヘッドコーチですね。NO2で監督の補佐のポジション。その職務を2011年シーズンまで担当した元中日ドラゴンズヘッドコーチ森繁和さんの本を2冊ほど購入しました。森さんは、、近年で名投手コーチのイメージと共に名ヘッドコーチのイメージが確立したと思います。ドラゴンズ後年はヘッドとして全権コーチでした。
なぜこの本を購入したかというと、ビジネス本でも野球本でも、、あまり参謀格、NO.2の方のビジネス本というのはあまりないから、、です。経営者や監督なんかはたっくさんありますが、それに比べて参謀、中間管理職、N02のポジションの人の本っていうのはそれ程多くない。野球本でも監督やプレイヤーは多く広く著してますが、ヘッドコーチや投手コーチが著するというのは稀ではないでしょうか。なので読んだ次第であります。まず1冊読みました。1冊目はドラゴンズ時代の8年間での知られざる話や落合監督と森さん、そして選手を通じての実際状況やそこからの考え方や、組織論、人材育成論、参謀から見たリーダー論を書いてます。2冊目はまだこれから読むんですが、恐らくは参謀的ポジションの哲学や理論、理想が書いてあるんではないかなと思うのでこれから読もうと思います。
森繁和さんは、今や名うてのヘッドコーチですがそれと共に現代の投手コーチとしては最高峰の評価を受けています。本を読んでなるほどなと思いました。ヘッドコーチというと、古くは川上哲治監督のV9を支えた牧野茂氏を筆頭に、黒江透修氏や伊原春樹氏、島野育夫氏、何かが思い浮かびます。それぞれ違った特徴をお持ちだと思うのですが、森ヘッドコーチも上記の名ヘッドコーチとは別特徴を持つ、近代野球の古き良き時代の良さと、現代の良さが合わさったバランス感覚と情熱と忠誠心を持った現代屈指の名ヘッドコーチと思いました。
マスターは中日ファンなので長い間ファンとしてお世話になりましたという所なんですが、テレビで出てくる森繁和さんに興味があってよく拝見させて頂きました。本当に純粋な野球人だけどユーモラスでこわもてだけど忠誠心と信念を持っているのが凄く伝わります。年齢も1つしか違わない自分のボスである落合監督をとにかく立てていて、尊敬と忠誠がテレビ越しにもしっかり伝わってきます。そして試合の作戦実行と選手の育成で一切合切を全て見る男気溢れる人という印象でした。さすが、、殿堂入りした故根本陸男氏の後を受け継いだ方です。そっちの件についてはさすがに書かれてはなかったですが、多分相当色々やってると思います。
読んでて面白かった所。落合監督は中間管理に当たるコーチに、いつも相当な努力を求めてきたと記されています。落合監督を一言でブレない人、見る力がずば抜けている人と言います。なのでコーチ陣も下手な事は出来ませんが、その代わり、基本的に全てを委任します。森氏は、現役引退後すぐに指導者の道に入り、20数年間も連続でユニフォームを着たいわば指導者としては大ベテランです。数々の偉大な指導者に仕えた人が曰く、、これほどまで全てやらせてくれる人は未だかつて見た事がないと書いておられました。
「責任は俺が取るから迷わず思い切って自分の思った通りにやれ」これが落合監督の口癖だそうで、森氏が考える用兵計画は全て落合監督が黙ってOKを出す。投手交代など、野球の試合で一番重要な決断も、全て森氏に委任。それだけ任されるので森氏も意気とやりがいを感じ、常に全力で当たれたと言います。戦略作戦面人事等、勝負を決する部分をこれだけ任されるというのは稀有です。野球に限らず他でもあまり聞いた事がありません。それだけ著者が有能だったというのもありますが、、幹部を動かすもっとも有効で勇気のいるやり方を、落合監督の覚悟と度量と先見でできたのでしょう。トップダウンはないのです。
ただ、、それだけに相当の努力を求められるというわけです。いい作戦があっても、見破られる場合もあるし、仕事が商品を売るわけじゃあなく、相手があり、人間同士の戦い、勝負の世界です。なので、体調も相性もある。そうした事も考えて、二の手三の手を全て出すというのが必ずあってそれを提示した上で、「今回はこの投手で(この作戦で)いきます」と伝えると言います。要するに、落合監督に突っ込み所が0の完璧な状態まで情報収集や選手管理その他諸々をし、絶対的な努力を施す(違った見方をすれば落合さんがそう、しむけさせた)。これが委任された立場のすべきことであると。
なので8年間、森さんは意外な事に1回も落合監督から「いやそれは違うな」とか「いや、こっちでいこう」と言われた事がないという。これにはさすがに驚きです。唯一監督が決めたのは、初年度キャンプ前の川崎投手の開幕という仰天起用だけ。落合氏は責任は俺が取るという覚悟があり、それを受けて自由な発想とそれに伴う責任を持って職務に当たる森さんがその中間管理職、参謀役としての哲学や方法論がいくつか書かれてましたが、その一つの場面でのやり取りがこんな感じで書いてました。
森さんのやり方は、まず作戦の結論を言う、、そして結論を導く理由と、代案も用意する。
「監督、、これでいきます」「いいよ、何で」「○○だからであります、、そしてその場合二の手三の手がこれで」「OK任せる」 という流れ。
任された以上、妥協はないという事でしょう。突っ込み所なくやるのが任された者の仕事である、そんな所でしょうか。まぁこれはほんの一部で、、人材育成や、組織運営、、落合監督の器なんていうのが書いてあり、選手に怖がられも慕われる森さんのダンディズムも垣間見れて、企業の中間管理論、管理職論、として中々面白い本でした。
実はマスターもこれに近くて、ボスに大概の仕事を委任されております。基本となる事業の指針に対する計画、企画、編成、人事、。そしてその実行。たまにストップが掛ったり、ボスの直感や危機管理能力でスライドする場合も時にあります。こういう時にまだまだ自分が導きだす結論や二の手三の手や、現場をマネジメントする力や信頼が完全には備わってないなと反省します。森さんにあやかって少しでもその手法を真似られる所は真似られればいいですね。
著書での育成論の話
部下にどんな小さなことでもいいから成功体験をさせてやる。そうすると、部下がどんどん乗ってくる。これが積み重なると全体にとって大きな力になる。組織がそういう状態になればリーダーは何もしなくても、見るだけでいい。(で、見る事の意味を書くのだが)
成功する人としない人はいますが、小さなハードルを成功させるという事を上司が仕向けると言いましょうか、これは中々にして難しい。
伸びるやつの話
孤独の時間をきちっとどう過ごすか。これはまぁ経営者の孤独の話とはちょっと違うかもしれませんが、、
孤独な時間を作るのが重要 なのは、それが自分を見つめ直す時間になるからである。1人の時間をどう向き合い作るか。
これは一般社会でもそうですね。自分のビジョンを持てない人はまず伸びないです。与えられた仕事を日々こなすなんて言う人は、自分がどうありたいか、どうすべきか見つめなおす為のヒントが書いてあります。
最後に、参謀というタイトルなんで参謀の心構えや哲学なんかの本と思いますが、実際は、リーダー論の本と言えます。参謀的立場から見るリーダー論です。ですのでリーダーの方の方が案外参考になるやもしれません。森さんは最後にいかに大事な事を部下に任せられるか、、これが将の条件と説いてます。野球界で長らく黄金期を作った参謀的な立場や哲学と、リーダーの心構えの両面、、興味がある方は一度お読みください。
あとそんな堅苦しくないビジネス本でもないので、野球ファンならばあの采配の裏側の現場はこうだった的な話が満載でこっちも面白いので読むと野球の現場が身近に感じられて面白いですよ~。
本日は、BoinBBで華麗にデビューしたショートカットの美爆乳meruちゃんの第二弾がいよいよ始まります!本日はそのギャラリーを!ギャルメイクでギャルに変身です!
乳首乳輪だけ隠れていろっぽーーーいmeruちゃん!
スパンコールの水着が似合いまくってます!ギャルメイクもバッチリ!
- 2012/11/01(木) 21:37:37|
- ボインマスターのひとり言
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| コメント:1
> 個人的で偉そうにスイマセンが一応意見を。
>
非公開にてご意見いただきました、頂きました。
ご意見ごもっともと思います。マスター個人的な意見を言うと、
ロリが好きでもギャルが好きというわけでもありません。個人的には普通の子が好きです。
ただ1つ言わせて頂くと、マスター個人で言うと、まずは大きなおっぱい、これを発掘するのに
ルックスというのはあまり気にせずに発掘しています。まずは大きなおっぱいです。
勿論、かわいいに越した事はありませんが、その時見つけた最良のおっぱいを今もこれからも
探し求めていきたいと思います。
中々期待に、若しくは趣味に合わないモデルさんの場合は大変申し訳なく思います。
しかしながら、超爆乳、皆が憧れ驚くおっぱいを配信し続けていきたいと思います。
今後とも、ご意見並びにご視聴頂ければ大変幸いです。
ボインマスター
- 2012/11/30(金) 19:54:12 |
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